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帰省の洗礼(その6)

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おくさんによるとGsanはめっきり歩かなくなったそうだ。
歩けなくなったという方が正しいかも。
一時期は病気でもないのに寝たきりで生活したりしていたらしい。

若いころは大変な健脚で家族がついていくのが大変だったそうだし、わたしの実家近くにできた市の図書館へ自転車で通っていたこともあったのに同じ人とは思えない。

いま老人ホームにいるおばあさんがGsanと同じ年の頃は、毎朝近くの森林公園を散歩して自家菜園を耕して、グランドゴルフを楽しんだりしていた。
今でこそシルバーカーが必要だけど、もうあといくつで100歳だからさ。

Gsanは人に頼って何もしないから衰えが進んでしまったんだろうね。
昔から人を動かすのが習慣になっていて、現役を退いてからそれが助長されている。
自分でできないことを人に頼むことは誰にでもあることだけど、自分でできることをも命令で人にやらせるから、今となってはできなくなってしまっている。
お願いじゃなくて命令口調だから、こちらも気持ちよく協力しようという気にならないし。
Gsanもなかなか感謝を知らない気難しい爺になってしまった。
これは声の大きさに負けて、つい面倒見てしまう家族にも原因はあるんだけどね。
なにしろ目的を遂げるまで大声で叫び続けるものだから赤ん坊と一緒だ。

そして短気になったのが気がかりだ。
もともと声の大きい人だが、声を荒げて人を怒鳴るようなことはめったになかった。
その点ではわたしは一目置いていた。
一度だけ、相方の母が亡くなってUちゃんが不安定だったころ、二十歳になるやならずのUちゃんがずっと主婦代わりをやっていたのだが、生活費に関する不満でGsanを叩きながら激しく罵ったときに、まさに雷が落ちる感じで怒りとばしたけど。

今回は3泊のうちに2回大声で怒り狂っていた。
昔のように一喝するのではなく誰かが動くまで叫び続けるのだ。
常軌を逸している。

そのうちのひとつがこれ。

その日はGsanが一番風呂に入った。
入るときに次に入る人を決めておけと言い捨てて行ったが、続けて入浴する人はいなかった。

しばらくしたらダイニングのリモコンへ呼び出しのチャイムが鳴ったので「すぐに入る人はいないよ~」と、一番近くにいた末っ子が気楽に答えた。しかしGsanからの呼び出しは止まず「すぐ来い」という。

「だから、今は行かないって!」
「いいから来い!」
「はぁ????(`・ω・´)」
「風呂に入るかどうかは関係ない!
  服を着たままでいいからすぐ来い!」

「聞こえんのか!服を着たままでいいから
  来いと言ったら来い!!!」

「誰でもいいからはよ来んか! 来いと言ったら来い!!」
「なに?(浴室のドア越し)」
「電気が消えた」
(浴室の照明スイッチをポチ)
「違う! 電気なんか必要ない! 消せ!!」
「はぁ~!? 何が言いたいん?!(♯`∧´)」
「右を見ろ! そっちではない!! 
  リモコンがあろうが!!」

「早よぅせぃ! 死んでしまうがな!!」

おくさんもUちゃんもいなかったので事情がわからず、対応した末っ子もだんだん腹が立ってきた。
この人がまた、なかなか機嫌が直らない怒りんぼさんだから、その場の空気の悪かったことったら。

結局なんだったのかというと、

年々寒がりになるGsanは浴室用電気ストーブを設置していた。
使ったことがないのでよくわからないが、タイマーがあるのかな。
それで入浴中にストーブが切れて寒くなったので、ストーブをつけてほしかったということらしい。

問題はGsanがストーブを使用中は照明をケチって点けないことと、ストーブのことを「電気」ということ。

だいたい用件を後出しにしようとするから話がややこしくなる。
最初からもったいづけずに「ストーブが切れて寒いからつけてくれ」と普通に話せば通じることだ。
それに真っ暗な浴室で「電気が消えた」と言われれば、10人中10人はまず照明をつけるんじゃないかな。

ていうか、そんなやり取りで時間つぶしてカッカするより、自分でスイッチ入れなおせばいいじゃない。
浴室ドアのすぐ外側に取り付けてあるんだから。
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カテゴリ: Gさんのはなし

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