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人間調味料

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「みんなで食べると美味しいね~」
子どもたちにはそういって育ててきたが、正直なところ美味しく感じるかどうかは「みんな」によると思っている、たとえ家族であっても。
しかし確かに、教育課程のどこかでそう教わった気もする。
それを教師は『人間調味料』と呼んでいたけど、ググってもそういう意味のコンテンツは見つからないので、あの先生の造語だったのかも。

相方の実家の連中はその点単純で幸いだ。

その①【おせち料理】
今年はおくさんの体調がよかったようで、手作りの料理もたくさん作ってくれていた。
Uちゃんが通販で購入したおせちセットと合わせて大ご馳走だ。
もともとおくさんは本物志向で料理上手なおばあさんの娘だけあって外れがない。
それに毎日食事の支度に追われる主婦にしてみれば、人様が作ってくれた料理はインスタントラーメンでも美味しく感じられるものだから、お客様待遇でいられるのはありがたい。
箸が止まらないほどの絶品ではないけど美味しくいただきました。
どれも味が濃い目に感じたのは保存食だからだよね。

その②【雑煮】
故郷のお雑煮はしょうゆ味のすまし汁にゆでた丸餅。
人参、大根、青菜とかまぼこが入っているが、同じ岡山でも西部出身のおくさんはブリを入れる。
わたしはブリの入ったお椀には馴染めないので別の器に取っていただくことにしている。
それはいいのだが、今年のお餅はゆで過ぎだった。
もともとつきたての柔らかいお餅を鍋でぐつぐつ煮ちゃうものだから、原形をとどめていない。
とろけてお餅の味がしないんだけど、みんなは「美味しい、美味しい」と絶賛している。
人間調味料おそるべし。

その③【塩むすび】
暮れに家族が全員集合するのを見越して、おくさんは白飯をたくさん炊いてくれていたけど、パックのお寿司なども買ってあるものだからなかなか消費できず。年越しそばやら餅やら食べるし、残りご飯はUちゃんとおくさんの手によって塩むすびに変身していた。
これがまた彼らには絶品だったようだ。
いや、美味しかったよ。わたしもおむすび大好物だし。
でも絶品!と褒めちぎるほどだったかは疑問。
男どもが(Gsan、相方、Kちゃん)あんまり褒めるので作った二人は居心地悪そうだ。
これって褒め殺し?

その④【焼き芋】
初詣はここ数年、備前の国(元)一の宮の阿仁神社に詣でることにしている。
田舎にあるので渋滞してもストレスが少ないし、本殿の裏に全国各地の神様の末社があり、たくさんの神様にごあいさつできるお得感がある。
そしてお楽しみは無料でふるまわれる甘酒と参道で買える焼き芋。
小さな神社なので露店が軒を連ねたりはしない。
そういうものはお参りした後に楽しむものだと思うのだが、あの家族にそんな常識はない。
何回も憎まれ役を買って出て、やっと今年はお参りのあとに口にしてくれた。
ただし焼き芋は楼門をくぐる前に買っていたようだが。
その焼き芋を境内でいただいた。
境内で食べている人など他にはいなくて恥ずかしかったが、これまた「美味しい、美味しい」と、一口ごとにもったいつけて食べる。

この人たちの喜び方が毎度大げさなので、わたしはたまらず笑ってしまった。
だってものすごーく感動してるけど、おせち料理も焼き芋も普通じゃん。
まずくて喉を通らないことはないけど、生まれて初めて食べた味というテンションで目を見張るほどでもない。
この人たちって幸せだな~と感心したのだった。

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カテゴリ: Gさんのはなし

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